2021/08/27

#9『番組メールフォームの存在による“指示待ちリスナー”大量発生』

メールフォーム
番組にメールを送ったことがある人なら
1度はどこかしらで使ったことがあると思いますが、
 
便利!って感じますか?
不便…って感じますか?
 
まぁ、ほとんどの人はそんな概念考えたことないと思います。

ですが、タイトルの通り私はメールフォームの存在に危惧を感じています。
“指示待ちリスナー”が出来上がるからです。

なぜこう考えてるのか、色んな視点から考えてみます。


●番組制作側からすると

番組側がお便りを募集するのにあたって、
まず2種類やり方があります。
 
メールアドレス なのか
メールフォーム なのか
 
会社の方針によって決まります。
もちろん両方もアリです。音泉は両方ですね。
 
メールアドレスの場合はさらに
自社ドメインなのか、フリーメールアドレスなのか、の分岐もあります。
文化放送ニッポン放送、音泉も自社ドメインですね。
自社ドメインを使うということは会社のサーバー容量を食らうので、
メールフォームを使う理由の1つにはなるかもしれません。

フリーメールアドレス(だいたいGmailだけど)でしたら無料ですね。
または会社で法人向けのGoogleサービスを使っていて一緒くたにしたい……、
という可能性もあったりするかもしれません。
 
メールフォームの場合は、よくあるのがGoogleフォームだったり
Questant(ざんなま♪はここでした)など。
 
スタッフにとって集計が楽だったり、無料だったり。
リスナーにとって入力が簡単(そうにアピールできる(ぼくはそんなことない))だったり。
そういったことが考えられます。
 
最近は色んな会社さんがニコ生など生配信番組を立ち上げるので
会社によって送り方がまちまちなんですが、ちょっとお願いしたい。
 
「メールフォームは(なるべく)やめて…!」
 
なぜなのか、次にリスナーとして考えます。


●投稿者目線からすると

 
もし、これから番組を企画してお便りを募集する、
って会社さんがいらっしゃいましたら、
 
「メアドよりメールフォームの方がリスナーさんも簡単に送れるよね」
 
と、手軽さでお考えなら、それは違います。
正確には
「どっちも変わらん(が、フォームではできないことが多すぎる)からメアドがいい」

が、私個人の見解です。

ではまず、メールフォームのメリットを考えてみます。
 

・宛先メールアドレスの入力不要

フォームですもん。
→でもメアドでもアドレス帳につけてません?

・件名の入力不要

だいたいプルダウンですよね。
→メーラーでもたかが長くて10文字そこらですよ?

・集計が楽なのかもしれない

これはあくまで想定ですが、
スタッフさん都合でこっちになったかもしれない。
別にそれならそれでいいんですけど。

・(番組によって)メアドを持ってない人も投稿できる

 手軽さは少し増します。
→が、イマドキそんな人おる?
 だいたい音泉メアド必須TokyoFMメアド必須、必須項目にしている会社も多いですし。
 
 
ざっと考えてはみましたが、メアドと比べたメールフォームのメリットが
「スタッフさんの集計が」楽、か
「宛先と件名を入力する手間が省ける」しか見つかりません。
完全スタッフさん都合ならいいんですが、
もしそうでないなら、ちょっと待って…?とはなりますね…。

その理由として、メアド(メーラー)のメリットを考えてみます。
 

・件名を自由に入力できる

プルダウン式になっててお手軽なのがいいとは限らないんですよ。
なんせ、変な発想をする輩もいるもんで……。
 
特にコーナーや番組グッズの提案といった、
“本来スタッフが裏で考えるような案”のメールが盲点になりがちなんですが。
 
そもそも投稿って、何を送ってもいいんですよ。マジでなんでも。
特に初心者にありがちな投稿の固定概念なんですが
 
「ふつおたと、コーナー一覧に挙がっていることしか送ない」
 
は、本当にありがちな間違いです。
そんなことは一切ないと声を大にして言いたい。

そこで問題なのが、件名に代わるメールフォームのプルダウン。
“ふつおた”とか“その他”とか、なんでもいいよ枠があるならいいんですが、
「(突発的に)〇〇のことを閃いた!!!!
………けどこれプルダウンのどれにも当てはまらないから送れないやつなんだ…。」
と思われてお蔵になるのが投稿における最悪のシナリオ。
 
例えばプルダウンが
 
1.2人へのおすすめの酒
2.2人に言ってほしいセリフ
3.2人に聞いてほしいお悩み相談

なんて番組が仮にあったとしましょう(マジで仮です。模倣じゃないです)。
ここで
「1人がメインで出演している作品にもう1人が2クール目の追加キャストで出演」
するアニメが放送されるとしましょう。
 
……どこに書きますか?
書けませんよね。
酒でもセリフでもお悩みでもない。
 
強引な手として、本文の1文目に 
【ふつおた】
と書いてどこかテキトーな件名選んで送る手段はありますが。
 
できないっすよね。私もこれだったらできないっす。
初心者ならなおのこと萎縮させられます。
 
これがあり得るメールフォームは大嫌いなのです。
(なのでデフォでふつおたとその他がある音泉は良心的ですね。)

「そんな企画書以外のこと送られても困るんだけど」
と、思うのなら勝手ですが、
そんな企画書以外のことだけれども番組のためを思って積極的に考え、
意欲的に投稿したいという人なんか投稿勢の中でもごく一部ですし、
そんな気持ちを潰すのは番組としても会社としても、ひいては業界としても
ロングスパンで考えたらマイナスのほうが大きいのではないでしょうか。

・添付ファイルが(絶対に)送れる

番組や会社によりけりなんですが、
メールフォームに添付ファイルがつけられないところがあったりします。
というかかなり多い…。
 
きれいな風景の写真送りたいのに、
オタクでバカやってる写真見てもらいたいのに、
写真があった方が伝わるのに、

つけられないまま送ったから採用されたけど不完全に、
または間違ったり曲がって伝わったり、
写真送れないならこのネタはボツ
と、送れずじまいになったりすることも考えられます。
 
これもひとえに、アドレスで募集すると画像でよりサーバーを圧迫することになったり、
メールフォームだとしても、テキストしか受け付けないサービスだったり、
上限容量的に写真が来られると困るから…。
このあたりかと思います。

・個人情報が書けない

以前でもしかしたら書いた話かもしれませんがご愛嬌を。
普段から、ふつおたでもコーナーでもなんでも住所など書いてるようにしているんですが
その理由が「個人情報から補足ができたり話が広がったりする」からです。
 
むいはずでいいお便りがありましたね。これが一番しっくりきた。
「(個人情報を書いてる理由が)例えば、水着を買った、というメールでも
 男が買ったのか女が買ったのか、
 10代20代が買ったのか40,50が買ったのかで受け答えが変わるから。」
 
これが全てを物語っています。
なので個人情報が書けないというのは十分マイナス要素のひとつになりえます。
 
 
 
と、ここまで単に自分が感じるメールフォームの不便な点を書き連ねてしまいましたが
私はあまりメールフォームをよく思ってはいません。
特にひとつめの自由に書けない縛りのようなのが一番大きいですね。
 
とはいえ、こちらを読んでくださった大多数の投稿者の方は
コーナーに縛られない、自由な発想や提案をして
番組を盛り上げていってほしい、という点を意識してほしいと思います。
 
 

数学
 

2021/08/22

『エーヴィヒたちに声をつけてあげたい!』を宣伝したい! その②

声優のお仕事で何が好きですか?
 
誰が好き、何の作品が好き、というのはあっても、
活動で考えたことはあまりないはず。
 
僕は俄然【朗読】が好きです。

私が少し放送部のNコンをかじってて
声優の苦労が多少なりとも共感できる、というのも若干ありますが、
声優の芝居を、一番美味しく味わえるのは朗読かな、というのが主な理由。
 
人間って生きてるとほんと、視覚にものすごく優先されます。
例えばアニメって、どんなに声や芝居がよくても絵と合わせた総合芸術なので
脳はアニメをどうしてもそう捉えてしまいます。
 
「声優はよかったけど作画が…。」という感想も然り、
逆に最近よくある芸能人がゲスト声優をやるパターンも然り。
 
なので、視覚情報ゼロ、ないしほとんど寄越してこない朗読こそが
一番声優の演技や声を味わえるという結論。
 
朗読劇なんかね、行くと推しはステージにいるわけなんですが、
目を開けると推しは見れるけど
声に没頭したいから目をつむりたい……。
これがなかなか難しいですね。
最近ASMRにハマりかけなのもそういうわけです。
 
 
そういうわけで前置きはここまでにして、
声優の朗読好きが興じて現在私は
「朗読フルボイス化クラウドファンディング」の企画を支援しています。
 
『Ewig』(エーヴィヒ)という作品で、
これに登場するメイン6キャラに声優をつけて
全編まるまる読んでもらおうという企画です。
 
↓こちらは花守ゆみりさんによる1シーン朗読。 
 


花守さんと作者の“Physics Point”は
劇場アニメ『ガラスの花と壊す世界』での主演-原案。
知るオタクぞ知る名タッグです。
その縁あって花守さんにはオファー確定だそうで。
 
もちろんこちらの朗読も聴きましたし、
アプリで全編読ませて頂きました。
 

容赦がない!!!!

 
ほんとーーーに容赦がない。
キャラにも、展開にも、設定にも。
 
((個人的に)こうなってほしくはないけど、PPならよもやこうするかなぁ…。)
が当たったり。
伏線も設定も綿密。
 
最後まで読んで「なるほどたしかに」なんだけどなんか喉の奥に痰が残り…。
謎は謎のまま終わらないんだけど謎で……。
むちゃくちゃ2章が読みたくなりました。(2章仕立てです)

これはフルボイスが聴きたくなります。
字を読めば読むほど文字が脳内に声を想起させてくるんですもの。
 
ラノベじゃ退屈な方、
次郎ラーメン並みに濃くてガツンとくる本を読みたい方、
世界観や概念が全然違うのでファンタジー好きな方、
 
ぜひ読んで頂きたい。
 
 
そしてあなたの脳がおのずと声を描いたら。
 
ぜひ買ってほしい。
 
期間は8/27(金)いっぱい。
どうぞよろしくお願い致します。
 
 
 
 
 
そんなわけで、日々推しの朗読案件が来いと願っているわけなんですが、
そういえば昨年の第1回緊急事態宣言のさなか、
悠木碧さん発案の「#せいゆうろうどくかい」ハッシュタグがあったのを思い出しました。
有志声優で青空文庫の作品を朗読した音声をアップし、おうち時間のお供にしてほしい、
という完全ボランティアなキャンペーン。
 


花守ゆみりさんのもありました!!!!!!!!!!!!!!(歓喜
 『燕と王子』 著:有島武郎
 
いや~、やはり朗読はいいものですよ。
ドレッシングなしにフレッシュな野菜を丸かじりしているような気分。
 
声が、音が、脳内に絵を描き、色を塗り。 創り、壊し。


どうか、花守さんが、エーヴィヒを描く画家になれますように。
 
 
 
 
 
数学

2021/08/16

隔たれた隊長は何を想う ――『天華百剣 -斬-』プレイ後記

昨日は76回目の終戦記念日でした。
元提督ですし、あと実家がなんでか源田實大佐と結びつきがあったり。 
(告RADIOでお便り送ったアレです。)

やはりこの8月15日という日付は、たとえ戦争経験のない平成生まれの自分でも
個人的に大事な日付だったりしますし、
夏って物悲しくなります。
 
ここ勢になってからは“サマポケ”という、
これまた寂しくさせるkeyのゲームも発売されているのでそれもあり。
 
人って幸せと不幸は平等に訪れる、なんて言ったりしますけど
結婚式に行くより葬式に行くほうが多い、そんな感じがします。

よくよく考えてみると、結婚式って2人が結ばれるたびに1回あるものですけど
葬式って、まぁ色々あったりするかもしれないけどだいたい1人1回。
単純計算、葬式は2倍立ち会うことになりますし、
結婚しなくても葬式は必ずあるので実質2倍以上だったり。


そんな昨日今日お通夜ムードの2日間。
8月16日15時をもってアプリゲーム『天華百剣 -斬-』サービス終了でした。
 
たくさんたくさん思い出をもらいました。 

界隈で自分だけ小原さんのお渡し会に行けなくて、
やけくそで始めたリセマラの2周目で風鎮切光代をお迎えできた2019年9月29日朝6時。
 
どういうゲームかもわからないまま始めて、
アクションと知ってできるか不安になりつつ、
ふーちんの回避能力にすがってどんどん進められました。
ふーちんオンリープレイも引いた瞬間から心に決めていました。
 
メインストーリーもイベントストーリーもフルボイスで、 
メインは軽めのラノベ並みにガッツリ長尺でグッと引き込まれ、
巫剣エピソードやイベントエピソードは1人1人の心の成長をクローズアップ、
そしてエイプリルフールは金棒先輩と泥鎧にフォーカスしてくれて面白かったです。
 
たくさん声優さんを使ってくれてるのも、
声優業界の発展とギャラ向上を願う1人として嬉しかったですね。
 
 
古賀葵さん以外にもかぐや様キャストがいい感じに実装されていて。
 
古賀葵さんの稲葉郷・花守ゆみりさんの鬼切安綱・富田美憂さんの徳善院貞宗、
この辺の入手はそんなに困らなかった気がします。

特に古賀さんの初ソロラジだったざんラヂ、
これはゲームのラジオとしては理想形の1種と呼べるものでしたね。 

キャストを毎回1人ずつ呼んで、フリートークもあり、コーナーもあり、
そして一番よかったのが稲葉郷とゲストcvのキャラとのラジオドラマ。
これを毎週台本書き下ろしてくれるんですから、
コンテンツ好きとしてはとても嬉しいラジオだったと思います。

ざんなまも、自分は古賀さんがいる時からしかリアタイしてなかったんですが
毎月、ゲームの最新情報や新衣装紹介をしてくれる運営の熱意は
ざんラヂ共々嬉しかったです。
 
メンツも強烈でよかったですね。
・画伯でおじさん・はるにゃんorはるおじさん、
・とにかく天然ぽわぽわ、身長八咫烏未満の見た目小学生・ゆうぽん、
・擬音使いこなしハチャメチャお嬢・古賀葵、
統率のとの字もない3人でよく生番組になったな、と。
まきまき大尉が加入するまでを思い出すと信じられません。
 
まきまき大尉の加入は本当にありがたかったですね。
まず統率ができた。
逆にいえばあのお嬢3人衆に完全な“自由”を与えるきっかけにもなった気はするけど
人数比1:3でもおなごたちに自由に喋らせるし、しっかりまとめるし、
かつ、MC兼隊長の代表としても立ってくれて、そういう目線でも話してくれて。
たまにメガネ外して(笑)
理想のゲーム生配信番組のMCでした。


あと個人的にお気に入りだった巫剣を何人か。
 
cv.富田美憂の徳善院貞宗。
実は自分の初・富田美憂キャラが徳善院でした。
なので普通に関西の人かと思ってました。ガッツリ埼玉でした。
着てるか着てないのかわかんない服装にやられましたし、
セリフの京都弁よかったですね。
信・疾風でふーちんと疾風かぶりしてたので、
討伐特務の企画とか共闘でたまに使うくらいでしたけど、非常に連撃稼げる子でした。
 
 
cv.ゆみりちゃんの鬼切安綱。
花守さんのギャル系口調。巧い。本当に巧い。
ことごとくセリフに親しみを持たせてくれます。好きになりました。
声の職人、してますね。ゆみりちゃん。
しかして薙払。ふーちんが疾風でほぼ真逆のタイプがなかなか慣れなかった…。
モーションは大きく、SRなので固有特性もなく、慣れるのに時間かかりましたが
敵の行動を先読みするスキルは俄然この子で鍛えられました。
それに個別ストーリーもよかったです。カッコよかった。
飄々としつつ、ギャルなんだけどしっかり仕事人。姉御肌。
こういう女性が上司であってほしい、なんて思わせてくれる巫剣です。
 
 
cv.あおちゃんの稲葉郷
ざんラヂ最終回生放送でもおっしゃってましたけど、
このコンテンツでみるみる成長した、って本当に思います。
古賀葵ガチ勢からも伺ってます。 
初ソロラジが2年以上、月1生配信、
トーク力、というか言葉で伝えることは積み重ねるごとに成長しているな、
というのは自分でも感じますし、
あの食いしん坊キャラをあそこまで可愛く、愛されキャラに仕立てたのは 
ひとえに古賀さんのご尽力です。
とてもこう、グッとくるお手入れボイスをありがとう。


ここまではよく話題にしていたかぐや様キャストの巫剣だったんですが
次は単純に顔とか声で好きな子を3振りほど。

cv.島袋美由利さんの夢切り国宗
ちょうど小原さんのインスタで島袋さんとお茶した話になった頃にお迎えして、
あの時言ってたあの人だ…!!ってなって特別目をかけるようになりました。
とても落ち着いていて優しい声がすごくお気に入りで、
“島袋美由利”をちゃんと知ろうと思うきっかけにもなった子です。
インスタでもおっしゃってましたが、
[学]の方の巫剣エピソードの[学]と通常の2役は
さぞ難しかっただろうな~って思いながら聞いてました。
微妙な温度差、感じられましたよ。
通常の方の巫剣エピソードも、まるでメイドさんのような、世話焼きな姉のような、
普通に一線超えたい巫剣ランキング上位に食い込むくらい好きになりました。

あと大変どうでもいいですが天華百剣好きなおっぱいランキング第1位が夢切りです。
 
 
cv.天海由梨奈さんの鬼神丸国重
鬼神丸、はつらつとしてて実に好きですね。
通常衣装・新選組衣装・チアリーダー衣装、どれも似合ってました。
声も元気めな感じでタイプで。
色々性癖にぶっ刺さったんですが、
実はキャラと声優さんと色んな掛け算が組み合わさってて、
何年前か、ニコ生でオタササさんと天海さんが月1でニコ生番組やってたのを何度か見てて、
それで天海さんてあの時のアシスタントの方だ…!!というイメージがあって、
さらに、自分が住んでいるところが新選組ゆかりの地ということもあって
鬼神丸とは不思議な縁を感じました。
好きになるべくしてなった巫剣、そういう気が今でもします。


cv.佐伯伊織さんの典厩割
いや~~~~~、ドMにはたまらない巫剣エピソードでしたね!!!!!
実装時のこの巫剣エピソードだけで心持っていかれました。
あそこまで清々しいとこちらも清々しくMでいられる。
そんな気がします。

 
 
そして、ふう。
最後はふうのことを書くよ。
 
約2年。ずっと一緒に戦ってくれてありがとう。
たっくさん巫剣いるのにね。ふうばっか使ってね。
色んな敵攻略してきたね。
一番キツかったのは…、初代ミヅチかな?それとも傷緋墨?
あ、あと着任したばっかりの頃の金棒先輩もだよね。
蠱惑樹も最初全然よくわかんなかったよね。
結局よくわかんないまま、手が動いた瞬間にフリック決めるとか
ふうじゃないとできないことばっか強いちゃったし。
なんにせよ回避能力に本当に助けられたよ。
アクションゲーム苦手だから、ふうがあの能力じゃなかったら投げ出してたかもしれない。
それでも、だんだん強くなっていって、パパって呼んでくれたり懐いてくれたり、
そんなふうのことずっとほっとけないな、って、
ふうのこと今でも娘のように思っています。

それに色んなとこ旅行行ったね。
銚子、
館山、
川越、
日光、
草津、
浜松、
仙台、
あ、大沢事務所の前で写真も撮ったね。あれここちゃんきっと見てくれてるよ。
ついこないだの名古屋楽しかったね。
結局ふうが尾張のどのあたりに住んでたのか、
調べても出てはこなかったんだけど、
でも最後にふうの地元行けて、
岡崎城と名古屋城でふうの写真たくさん撮れてすごい楽しかった。
ふうの笑った写真、いつまでも大事にするね。

それではしばらくめいじ館を空けます。
また帰ってきます。
みんなと協力して銘治の世を守っててください。




ふーちんの永遠のパパ 数学