先に言っておきますが
企業案件とかでは一切ありません。
私の、単なるガチな推せる企画について書きたい、それだけです。
<2016年1月>
『ガラスの花と壊す世界』
ご存知だろうか。2016年1月に公開の劇場作品。
ご周知の通り当時は佐倉さん勢で、これもいわば“案件”のひとつだった。
しかしそこでヤバい人と巡り合う。
声優【花守ゆみり】
周りを種田梨沙・佐倉綾音・茅野愛衣の盤石な布陣に固められた
“ガラこわ”の主演・リモ役。
当時はまだJKだっただろうか、
観る前までは完全に名も知らぬメインキャスト、眼中になかったはずなのに
ガラこわ1回目を見終わった瞬間、やられた。
この子は売れる。推せる。
数年後。
案の定売れた。
そしてもうひとつ。
「ーーこの世界観は、何……?」
オリジナル、というか公募から勝ち上がってきた作品とは伺っていたものの、
幻想的で、今生きている世界とは勝手も法則も違う、
しかしすっと手や頭に馴染みだけはする素晴らしいフィクション。
原案【フィジクス・ポイント】
この作者の名前は決して忘れないだろう、と。
<2021年7月>
あれから5年半が経った。
Twitterで再び【フィジクス・ポイント】という名前を見る。
「Ewig-エーヴィヒ-」
という、新しいビジュアルノベルの企画を動かしているそうだ。
その1シーン朗読に【花守ゆみり】ときた。
とても美しい。声も顔も朗読も。
【演じ分け】。
100%といっていい。オタクはみんなこう言う。
ちっちゃい子から大人まで、なんなら男の子もできてやっぱ女性声優ってすごい!!
そうわかる、音の高低、感情表現、男の子……、
花守さんはそのへん特にとても豊かな声をお持ちだと思う。
しかしだ、朗読をかじったことがある身からすれば、
朗読の7割は【間】で決まる。
色んな役割がある【間】を、聞き手に違和感を感じさせず
自然に読みながら作れるかどうかが
やっていて本当に大事なんだという経験があるからこそ言える。
朗読は【間】だ。
【間】を、常に自然に作り読める人こそ推せる。
本当に美麗な読みだった。
花守ゆみりという読み手は、完璧だ。
美しい世界を作り上げる【フィジクス・ポイント】と
美しい世界を詠いあげる【花守ゆみり】。
あのガラこわのチームが、クラウドファンディングで再び動こうとしている。
好きなアニメ5本の指の1本にガラこわを入れる僕に
迷いなぞなかった。
これは昨今の、令和の声優業界に必要な作品である、と。
エーヴィヒたちに声をつけてあげたい!『エーヴィヒ』フルボイス化プロジェクト
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