2021/04/25

#1『3手読み』

改めてになるんですけど、
「メール書く上で何を一番大事にしてるの?」
と聞かれたら、この『3手読み』かなぁ、という気がします。
 
その前になんですが、
これから、このブログで書く投稿シリーズはあくまで個人の意見であって、
強要したりとかそうでないことを批判するものではないことを
予めご承知おきください。
 
まぁ、スクショで一部分を晒されたらどうにもならないんですが…(笑)

 
さて『3手読み』なんて呼び方をしてしまっていますが、結局のところ
「そのお便りからどんなレスポンスや盛り上がりが想定できるか」
を考えるのがこの『3手読み』です。

・1手目がお便りの作成からメールの送信・はがきの投函etc
・2手目が【パーソナリティーの反応】
・そして3手目が【番組を聞いたリスナーの反応、番組ハッシュタグのTL】

そのメールが採用され番組で読まれ、
そこから推し(パーソナリティー)がどういう話をして、こう思ってくれて、
番組を聞いてるオタクがTwitterでどんな実況をするか、ニコ生のコメントはどんなだか、
番組の展開を予想したり、あるいは自身の思い描く理想の方向に操作するためetc...。
文章を書いたりワードチョイスをしています。

なので私はこれ全部がうまくいきそうにないな、と思ったら
ネタが思いついても送信せず自重することもままあります。
 
 
例えば、ネタはあって文章もいい感じにまとまって
パーソナリティーが共感してくれそうな話でも、
客観的に、もし自分がこのメールが読まれたのを放送で聞いて
「……それで?」
って思ったら他の人のメールを読んで盛り上がってくれた方がまだマシです。
 
なので僕が絶対に書かないネタのひとつが
「今日(近日)誕生日です!祝え!」
だったりします。
んなオタクの誕生日知ったところで興味ないでしょう?
銀行口座かクレカの暗証番号晒してくれてんの?って思ってしまいます。
 
他には、
オタクが好きそうな話でも
パーソナリティーがわからなかったり、 嫌いなことだったり苦手なことだったら
本質的に相手とコミュニケーションを得られないので避けたり。
 
下ネタはその代表格ですし(たまに好物な人もいますが)、
あとは嫌いな食べ物のことも、振ったとて
そこからの話はネガティブなことしか聞けないので
私は振らないようにしています。
「嫌いな食べ物は何ですか?」とか。
ここちゃんだったら貝類。
なんだったら個人的には寿司の話は貝を避けては通れないことが多いので
寿司全般話題にしたくないですね。
 
 
さらにさらに、
「これがもし読まれたら誰かチクリ飛ばすんじゃないか…?」
という想定を込みで考える『5手読み』という応用もできます。
 
僕が得意なのは推しとは全く関係ない番組で推しのことを話題にする、
というやり方です。
コーナーや内容によっては今後ゲストの候補の1人になってくれたりと営業の効果が出るので、
「番組とは直接は関係ないから」「他局だから」「他作品だから」
というような変な垣根はぶっ壊して気にせず送るべきと思っています。
ラジオでは本当に持たないほうがいい考えです、これ。

実際に私がやったのは、『鷲崎健・藤田茜のグレパラジオP』の
最近自分がハマっているものを送るコーナーで
「最近のトレンドは小原好美さんです」
というメールが読まれ、2ヶ月後くらいにここラジで報告があった事例です。
実際、グレパPにゲストで来たり、
来月の月ヨナマンスリーにもなってるので
接点のないところから繋げられた、という点で営業としては大成功と思っています。
 

よく聴きます、音泉のラジオでパーソナリティーが
「音泉で文化放送の話してもいいんですか?」

しちゃいけない決まりなんてありません。
昔からラジオ業界なんてゆるいメディアなんですから
垣根なんてあってないようなもんですし、
リスナーも、メールに他社他局他番組他作品の気を遣う必要はないと思っています。
“某なんとかかんとか”って表現もさほど。
それで修正が入ったりしたら
「ケツの穴小せえ番組だなw」
ってプロデューサーを嘲笑ってればいいんです。
 

とまぁ、長くなりましたが普段私はこんなことを考えています。
概念的なことなのでうまく説明できてるか
読み返してもすごく微妙な気しかしませんが、
読んでくれた方のお役に少しでも立てていれば幸いです。



数学
 

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